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コラム
2025.03.14豆知識 / 教養
【単位:「㎥/h」の読み方は?】
「㎥/h」は主に流量計の単位として使用されています
- 流量計の測定範囲を表す単位の中のひとつとして「㎥/h」があります。「㎥/h」は「1時間当たりに流れる体積」のことで、「りゅうべいぱーあわー」又は「りゅうべいまいじ」などと読みます。
- 「㎥」は普通に読めば「りっぽうめーとる」となるのですが、私を含めほとんどの人が当たり前の様に「りゅうべい」と普段から読んでいます。
- 「りゅうべい」は当たり前の様に使用していますが、よくよく考えるとおかしな読み方だと思い、なぜ「㎥」を「りゅうべい」と読むようになったのか調べてみました。
「りゅうべい」は当て字と略語が語源でした
- 日本では明治時代にさまざまな外来語が漢字に訳され、その中の一つとして「m(メートル)」は「米突」という漢字に置き換えられました。そして「米」の一文字だけをとってメートルを表す単位として使用されるようになりました。
- 「㎥」はこの規則に従うと「立方米」という表記となり、これを略して「立米(りゅうべい)」となったようです。面積を表す「㎡」も同じように「平方米」から「平米(へいべい)」という読み方となり、どちらも現在でも使用されています。
- また、単位の「米」を漢字の「へん」、接頭辞(k【キロ】、m【ミリ】、μ【マイクロ)など)を漢字の「つくり」の部分に割り当てて、さまざまな漢字表記の単位が作られていたようです。
ちょっと違う視点から単位の由来をしらべてみました
- 単位は人名由来のものが多くあることはよく知られていますが、今回のメルマガではちょっと違う視点から単位の由来について調べてみました。
- これまでメルマガで様々な種類の単位についてとりあげてきましたが、「長さ」のような身近な単位でも知らないことがまだまだあるんだなと思いました。
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