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2012.01.19

校正のトピックスNo.129
【お客様の測定器は高級品と同じ様に取り扱っています。】

NKS流「校正への工夫」

お客様の測定器は高級品と同じです。

  • 時計など高級な物を修理依頼した際に、預けた時の状態の記録を渡されたことはありませんか。
  • その記録には、キズの場所などが記載され、預かり時の状態がハッキリしているので、安心して修理を任せることができるのでは無いでしょうか。
  • 当社では、お客様の測定器を大事に扱いたいという想いから校正を行う前と後に確認と記録をする仕組みを取り入れる事にしました。
  • そこで今回は、当社が行っている「安心して預けて頂くため」の工夫についてご紹介致します。

「受入・引渡状態検査チェック表」をお渡しすることにしました。

    • 今までは、外観の目視確認は行っていましたが、記録や確認方法が校正作業員によりマチマチの状態でした。
    • そのため、新たに機器毎に確認方法を明確にした「受入・引渡状態検査チェック表」を作成し、機器の識別、測定面のキズやへこみ、錆の場所や大きさ等を記録し、機器の引き渡し時にその記録をお客様にお渡しすることにしました。





  • そうすることで、お客様に測定器の最初の状態と校正後の状態に変化が無いかを明確にお伝え出来ると考えました。

作業員の測定器を取り扱う意識の向上にも繋がりました。

  • お客様が校正に出される機器は、品質を左右する重要な測定器です。
  • そんな測定器を、当社では高級品と同じくらい丁寧に扱う姿勢で校正業務に取り組んでいます。
  • この様に記録に残し、お客様にお渡しすることで、曖昧な状態やお互いの思い違いを限りなくゼロに近づけ、より深い信頼を築いていきたいと考えています。
  • また、記録を取ることで当社の校正作業員にとっても、より責任を持って丁寧に扱うことに繋がりました。
  • これからも、校正業務の品質を上げるため、日々日常業務から改善点を探し、工夫を重ねていきます。

関連情報をご紹介します。

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