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2014.11.27

校正のトピックスNo.265
【お客様の機器を破損させない為の工夫が、更に見つかりそうです。 その2】

校正から見た「計測器の管理」

元通りの状態でお客様にお返しするために行っていること

  • 当社では、機器を元通りの状態に復旧するために「校正票」を使って、校正作業とは別に、初期状態と復旧状態のチェックを行っています。
  • 当社の作業風景を見られたお客様は、「何を貼っているのだろう?」と思われていた方もみえたかも知れません。
  • この「校正票」は、作業者が機器一台毎に、
    ①作業に取りかかる前の初期状態を記録
    ②作業終了時、初期状態に戻したことを確認
    ③最後に全ての作業終了後に、人を変えて再度確認
    と、3段階でチェックを行っています。
  • しかし、これだけチェックを行っていたにも拘わらず、まだまだ、工夫の余地が有ることに気づきました。

初期状態の確認の仕方が、作業者任せになっているのでは?

    • 一見、初期状態がキチント記録できるように見えますが、機種や作業者によって確認するポイントが曖昧なことに気づきました。
    • 例えば、「目視による外観状態の確認」では、具体的にどこを見たらいいのかまで明記さえておらず、作業者任せになっていました。
    • そこで、機種毎に「校正票」を作成し、確認すべき状態や場所を具体的に明記することにしました。


「校正票」を見れば誰もが同じ視点でチェックできるようにすることでした。

  • 機種毎にチェックする項目を目に見えるように「校正票」に明記することで、作業者任せになっていた初期状態の確認の仕方が、誰もが同じ視点でできるようになりました。
  • また、作業者も、「校正票」を見ればポイントが書かれているため、経験や記憶に頼らずに安心してチェックできるようになりました。
  • 次回のメルマガでは、もう少し詳しく新しい「校正票」の中身をご紹介致します。

関連情報をご紹介します。

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