校正の成立要件とは?
- ■校正の結果が出れば良い訳でなく、校正結果の有効性の根拠を明確にすることが一番大事です
この根拠がある為に、「第三者証明」として有効となります。
即ち、客観的な校正業務が行われた証拠が絶対に必要となります。
ISOでの校正が成立する4つの客観的条件
- ①校正に使用する標準器のトレーサビリティが確立されていること
- ②校正を行う校正員は、一定レベル以上の技術を保有していること(資格化されている)
- ③校正の手順が明確になっていること(手順書があること)
- ④校正を証明する記録があること(品質記録)
- ■これらは、社外校正であっても、社内校正であっても、「校正」である限り、必要不可欠な条件です。
上記条件を満たしていない校正、単なる社内検査では、その有効性を立証できません
- ■計器製造メーカーと言えども、校正を含んだISOを取得した製品以外では、例え、それが自社製品の校正であっても、校正の客観的条件を満たしていないことになります
社内校正の大変さとは?