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TOPICS
業務に活える校正技術情報
2010.02.11
NKS流「ためしてガッテン!」
を実験しました
(1)環境温度をほぼ一定にした部屋(23~24℃ 42%RH)で
(2)電源投入直後のデジタルマルチメータのゼロ点とDC1Vの
指示値の変化、基板内部の温度変化を時間の経過とともに
測定しました。
(1)電圧発生器:5720A フルーク社製
(出力電圧の変動幅は、設定電圧の±3.5ppm以内で
デジタルマルチメータへの影響は無視できる状態)
(2)デジタルマルチメータ:2010 7桁1/2 ケースレイ社製
基板内部の温度、指示値の変化、ゼロ点の変化を測定
測定器: (1)電圧発生器:5720A フルーク社製
被測定器:(2)デジタルマルチメータ:2010 7桁1/2 ケースレイ社製
測定環境:23.8~24.8℃ 42~48%
(1)基板の内部温度は、電源投入後、約100分で安定しました。
(2)基準となる電圧発生器からの入力電圧の変動幅は、実際に測
定し、±1.0μV以内で、デジタルマルチメータの測定精度に
対して10倍以上の精度で安定した状態でした。
(3)デジタルマルチメータ2010の10Vレンジの精度は
±(24ppm ofreading+4ppm ofrange)
DC1Vの入力の場合の許容値は
±(24ppm×1V)+(4ppm×10V)=±60μV=±0.000060V
(4)1V入力時の変化は、電源投入後、約20分までは、小数点
下5桁の位で変化し、それ以降は、小数点下6桁の位の変化
で精度内で安定しました。
(1)測定環境温度が、23℃±5℃の状態で、2時間以上の
ウォーミング時間を行って、初めて測定値が保証できる。
(2)基板内部の温度の安定時間がウォーミング時間に影響する
との回答でした。