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2016.04.14

校正のトピックスNo.326
【校正のご依頼の際は、計測器の使用目的をお聞きしています】

校正から見た「計測器の管理」

「自動身長体重計」ってNKSで校正していいの?

    • 新入社員も入社し、健康診断の季節となりました。
    • 皆さんもご存知のように、自動身長体重計とは健康診断などで身長と体重を自動で測定する大変便利な測定器です。

  • あるお客様から、校正のご依頼を頂きましたが、当社では初めてだったので、当社で対応出来るものなのか調べてみました。

自動身長体重計はお客様ごとで使用する目的が違います。

    • 健康診断などで使用する自動身長体重計は、「取引・証明」の目的で使用するケースが一般的です。

  • 「取引・証明」としての使い方をされているのであれば、計量法等の法律で規定された検定を受けなければいけないため、当社では対応することが出来ません。
  • しかし、今回お客様からご依頼された目的を聞いてみると、自主的に管理するためだけに使用しているものであり、「取引・証明」にはあたらないとのことでしたので、校正の対応を行いました。

お客様には計測器ごとでの使用目的をお聞きした上で対応可能か打ち合わせしています。

    • 同じ身長体重計であっても、お客様が使用する目的によって「検定」が必要なのか、また「校正」で良いのかの違いがあります。
    • そのため当社では、ご依頼頂いた計測器についてお客様に実際の使用目的をお聞きした上で、校正として対応するかどうかの確認も行っています。
    • ちなみに、自動体重計について、当社が行っている校正内容は、標準器(ブロックゲージ)を用いた長さ(身長)と標準器(分銅)を用いた重さ(体重)となります。

  • お客様で、自動身長体重計の自主管理として校正をご希望であれば、是非お声を掛けていただけると大変嬉しく思います。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求