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業務に活える校正技術情報
2009.07.22
校正から見た「計測器の管理」
●校正結果の正しさを左右するものは、3つ有ります。 1)使用する標準器の正しさ
2)使う「校正作業手順書」の妥当性
3)校正に携わる技術者の技能の確認 (力量)
●今回は、校正の正しさを左右するものの一つで有る、
標準器の正しさ(管理方法)についてお話しします。
それは、
たとえ時間が掛かっても、毎回、標準器の精度確認を行うことです。
具体的には、
●作業前に、マスターの標準器と比較し精度検査を行います。
●作業終了後、もう一度、標準器をマスターの標準器で精度検査を行います。
●当社では、お客様の目に見えないところで、こんな標準器の日常管理を
しています。
●また、もし校正終了後に標準器の不具合が見つかった場合は、
直ちにお客様に連絡し、再校正を行う体制にしています。
●校正とは、ある期間の前後に行うことで、その正確さを類推し、
確認する作業です。
●考えてみれば、お客様が半年に1回や1年に1回行う校正の
日常管理バージョンが、標準器の使用前後の正しさの確認でした。
●則ち、使用前と使用後の「値」を確認するということで、
その間(現地での作業)の値の正しさを類推していることだったことに
気づきました。