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業務に活える校正技術情報
2024.06.20
NKSメールマガジン No.10
鬱陶しい梅雨の季節になると、気温が高かったり、湿度が高い状態が続きます。
この時期は、前日に比べて急に気温が上がったり、汗をかいても蒸発しにくくなり熱中症にかかりやすいので注意が必要です。
近年「異常な暑さ・熱中症警戒情報」などの言葉と共にWBGTという指数をよく耳にすることも多いのではないでしょうか。
改めて、WBGTって何を指しているのでしょうか。
気温は大気中の温度のことを指します。
一方、WBGT(Wet Bulb Globe Temperature:湿球黒球温度)とは、
気温や体温ではなく、「気温・湿度・輻射熱・(風なども考慮)」を用いた温度の指標の一つです。
気温も加味した上で、「体感的に感じる熱の強さ」となります。
屋外と屋内で計算式が異なります。
指針は以下のようになっております。
指針 | WBGT | 注意事項 |
---|---|---|
警戒 |
25~28℃ | 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。 |
厳重警戒 |
28~31℃ | 外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。 |
危険 |
31℃以上 | 外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。 |
尚、WBGT指数計は当社で校正対応可能で、項目は温度(気温)、黒球温度、湿度(相対湿度)となります。
適切に使用・管理し、皆さんの労働環境を守れることを願います。