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2012.09.06

校正のトピックスNo.160
【校正品質記録:審査時にも説明不要の校正品質記録を目指しました】

NKS流「校正への工夫」

当社の校正品質記録はわかりにくい?

  • 私どもは、お客様の機器校正にお応えする為に、様々なサービスの提供を積み重ねてきています。そして「校正品質記録」も目で見える形のサービスの1つとしてお出ししています。
  • 校正品質記録についてご質問があれば、今までは営業窓口から時間をかけて分かり易く説明させて頂いてきました。
  • しかし、前回のメルマガで取り上げて見直してみると、専門用語が多い故に、わかりにくさや、質問しにくい環境を作り出しているのではないかと心配になってきました。
  • そこで、その都度時間をかけた説明で対応するのではなく、一目でわかりやすい校正品質記録へすべく、お客様の目線で見直す事にしました。

当社の校正品質記録を見直しています。

    • 【校正品質記録はお客様のものです】
    • 今までは、NKSの目線から見た校正品質記録でしたが、今回は、お客様の目線に立って「当社の指示でエヌケイエスに校正してもらった」という文言になり、そのまま第3者に提出できる記録になりました。

    • 【有資格者を明確にしました】
    • 【今までは、校正メンバーの紹介だけでしたが、今回は、使用した校正作業手順書の資格取得状況も明確にする事にしました。

  • 資格の評価(=力量評価)はISOでの要求事項に有りますが、どの校正会社も要求しない限りブラックボックスになっています。予め開示することにより、審査時でも追加説明が不要となります。

目標は、説明不要の校正品質記録です

  • 審査や監査などで、自分が作っていない書類の内容を説明する場面ではどうしても不安になってしまいます。
  • その場面でお客様のお役に立てることは無いだろうか?と言う想いで検討を進めました。行き着いたのは「審査時にも見せるだけで理解して貰える、説明不要の書類」です。
  • 機器の校正をしたら終わりではなく、校正に関わる不安感を多少でも払拭できればと考えています。
  • この新しい校正品質記録の運用開始に向けて準備を進めていますので、ご期待下さい。

関連情報をご紹介します。

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