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2012.10.11

校正のトピックスNo.165
【製造ラインの計測器校正の難しさ】

校正から見た「計測器の管理」

リスクが予想出来ない準備作業や復旧作業

  • 製造ラインに取付けされている計測器の校正を行う場合には、準備作業や復旧作業が必要なケースがあります。
  • 例えば、圧力計や温度センサの脱着や、製造設備や装置などに標準器を取付ける作業などが、該当します。
  • 当社では、その作業を行うにあたり、さまざまな失敗を経験し、苦い思いをしてきました。
  • 今回は、当社が経験してきた失敗についてお伝えします。

校正の準備作業や復旧作業でどんな失敗をしたの?

    • 当社で経験してきた失敗例をいくつかお伝えします。
    • 1)温度センサ取付時にセンサを破損

    • 2)真空圧力計の取付後に漏れが発生

    • 3)温度センサを抜き取る際にセンサが破損

実は、簡単そうに見えて意外と難しい作業です。

  • 例えば、温度センサの取り外しを考えた時に、ただ外すだけで簡単そうなイメージがあるかもしれません。
  • しかし実際は、外すことに対する計測器や設備への影響、また作業者への安全など、あらゆるリスクを全てクリアした上で行うことが必要とされています。
  • 簡単そうに見えて、毎日その装置を使用していない人にとっては、実はリスク回避が意外と難しい作業です。
  • 当社では、お客様にお役に立てればと思い、全ての作業を行っていたケースもありますが、その結果として、逆にお客様にご迷惑をお掛けすることもありました。
  • そして当社は、二度と失敗を起こさないために、業務の仕組みを改善し、積み重ねてきました。
  • 次回のメルマガでは、具体的に当社が、今までどんなことを考え、どんな手を打ってきたのかをお伝えします。

関連情報をご紹介します。

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