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2010.12.02

校正のトピックスNo.76
【面積式流量計 当社のオリジナル校正用スタンドをご紹介します。】

NKS流「校正への工夫」

流量計の校正って準備に手間がかかるの?

  • 以前、面積式流量計の傾きによる指示の変化を実験結果と共にお伝えしました。
  • 今回は面積式流量計校正に於ける当社の工夫をお伝えします。
  • 今まで当社では流量計校正の時に、流量計に合うフランジ、配管、継手などをその都度探してからセッティングしていました。
  • その為に校正自体の時間よりもセッティング時間の方が多くかかっていました。
  • 特に、垂直姿勢で取付する面積式流量計は、サイズが大きくなると落下のリスクや取付の手間がどんどん増えてしまうことが問題になっていました。
  • この問題を解決するべく当社ではオリジナル校正用スタンドを製作しました。

オリジナル校正用スタンドとは?

    • 面積式流量計校正時にセッティングの手間を減らし、安全で正確な校正を実現するための校正用スタンドです。

    • この校正用スタンドは、サイズ、流量範囲などお客様からの幅広いニーズに対応出来ます。
    • 【校正可能範囲】

      校正対象機種 :面積式流量計

      フランジサイズ:15,20,25,32,40,50,65,80,100Aの9種に対応可能

      校正出来る流量範囲 :口径最大 100Aで(水)900[L/min]まで

    • 他にもいくつかの機能が備わっています。

      1)カプラ継手によりワンタッチで接続

      2)可動式キャリと垂直レベル調整アジャスタで3点支持による水平出しが可能

      3)各配管に付いているドレン抜きバルブで作業後の後かたづけが簡単

より短い時間で、より安定した校正作業を提供したい想いで取り組んでいます。

  • このスタンドのおかげで、準備にかかる手間が大幅に少なくなり、また安全にしっかり固定出来ることで、より安定した測定が出来る様になりました。
  • この工夫によって、お客様にリーズナブルな校正価格で提供出来る様になりました。
  • ちなみに、今回の校正用スタンドは2台で約100万円ほど費用がかかりました。
  • 校正の環境作りには大変なコストがかかりますが、工夫を重ねる事で、早く安全で確実な作業を提供したい想いで当社は取り組んでいます。

関連情報をご紹介します。

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