{{navs.title}}
{{navs.title}}
TOPICS
業務に活える校正技術情報
2009.09.16
校正から見た「計測器の管理」
●実は、「お客様」と「当社」を結ぶ接点時には、必ず書類が有ります。
●一般的には、書類を作成するよりも、仕事の進行の方が大事だと思っているの
ではないでしょうか?
●当社のメンバーの中にも、そういった輩も多くいましたし、何を隠そう、実は
私もその中の一人でした。
●当社では、校正業務の依頼を受けてから、校正業務の引き渡しまでに、いろい
ろな書類を用いて、お客様の要望を書面化したり、校正結果をお伝えして
います。
●この書類の完成度が、校正業務の品質を決定づけていると言っても、過言では
ありません。
●当社では、お客様から校正依頼を受けた場面で、必ず使用する書類に、「顧客
ニーズ把握表」や「個別校正仕様書」等が有ります。
●この「顧客ニーズ把握表」を用いて、想定されるリスクを洗い出し、そのリス
クを事前に解消し、安全な作業を行うためにどうするのか、検討して
いきます。
●また、「個別校正仕様書」で決められた仕様に基づき、該当する手順を決め、
その校正に必要な標準器、力量を有した校正員を選任し、校正業務の日程を
決めていきます。
●校正業務の完了時に使用する書類には、「引渡書」や「校正品質記録」等の書
類があります
●「引渡書」では、校正を行った機器と環境の復帰確認の状態と、校正結果、
作業で見つかった不具合などをお伝えし、仕事の引き渡しを確実にする
書類です。
●確実な校正業務を完遂する為には、お客様との最初の接点から、引き渡すま
で、いろいろな書類で、お客様と関わります。
●どの書類が欠けても、お客様が望まれている校正業務を提供することはできま
せん。
●当初、「書類なんて面倒だ」と思っていた私も、確実な校正業務を提供する
には、書類の完成度がポイントになると、気付きました。
●書類が仕事の出来栄えを左右すると、気付いてからは、書類の完成度を高める
よう、日々、隅々まで気を配っています。
●書類で、仕事を進めるようになってから、想定されるリスクやその解決策も
関係者間で情報を共有化でき、作業ミスはかなり少なくなりました。
●当社では、計測器を中心としたお客様と当社の接点時には、必ず書類を用い
て、お客様の要望を聞き取り、正しく書面化する事で、確実な校正業務を
提供しています。