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校正のトピックスNo.391
【メスフラスコ:水の蒸発は校正結果に影響するの?】

水の蒸発が心配です。

  • 先日、お客様からメスフラスコの校正依頼がありました。
  • 当社では、メスフラスコの校正実績はなく、しかもそのメスフラスコは容量わずか1mLと微量でしたので、水の蒸発が校正結果に影響するのではないかと心配になりました。
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  • そこで、1mLのメスフラスコを実際に購入して、水の蒸発がどれ位あるのかを実験してみました。

どれ位の水が蒸発するか実験してみました。

  • 実験方法は、メスフラスコに水を注入して、電子天秤に載せた状態で5分間放置して重量の変化を確認しました。
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  • 5分間放置しても変化は0.00mgと、水の蒸発は全くありませんでした。
  • 次に、電子天秤の風防を外して、空気を対流させてみました。
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  • 1分間で0.04mg蒸発したことを確認できましたが、実際は風防がついた電子天秤で校正するので空気の対流はなく、水の蒸発は校正結果に影響しないということがわかりました。仮に対流があったとしてもメスフラスコの精度±0.01ml(≒10mg)に影響しないレベルです。

メスフラスコは新品でも価格は安いのですが重要な計測器です。

  • 校正を実現するにあたり、今回実験した水の蒸発以外にも、水滴がメスフラスコの内側に残らないようにマイクロシリンジで注入したり、水平を確認した定盤上にメスフラスコを設置して目盛を読み取るなどの対策も行い、校正できる体制を整えました。
  • メスフラスコは、本体に目盛線(標線)が1本あるだけで、価格も安いのですが、精度は±0.01mLと高く、化学分析の分野などで、液体の調合に用いられる重要な計測器です。
  • メスフラスコの標線が正しい容量を示すのかを確認するために、校正は必要と考えられますので、お客様で校正が必要な折には、お気軽にお問い合わせ下さい。

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